椎間板ヘルニア@マガジン

椎間板ヘルニアが治りました♪

先ずはじめに書きますが、私は椎間板ヘルニア完治しました。お医者さんに「椎間板ヘルニアです、100%は治りません。」と宣告された当日は絶望的で人知れず涙しましたが、今ではサーフィン、ジョギング、自転車何でも乗れます。これは決して嘘ではなく事実なのです。

今思えば手術なんかしなくても良かったし、4年間なんて遠回りし過ぎたと後悔しています。医者は検査と通院、手術を勧めてきますが椎間板ヘルニアの大半はストレッチや保存療法で治るんです。みなさんにはこんな遠回りをしてもらいたくない!と思いこのサイトを作りましたので是非ご参考下さい。完治目指して頑張りましょう!

椎間板ヘルニアの種類、原因・症状

頚椎椎間板ヘルニア(首~肩)

肩を押さえる女性【原因】首への過度な加重。長時間のデスクワーク。姿勢の悪さなど。

【症状】手から腕にかけて走るしびれや痛み、手指の動きのぎこちなさ、肩こり、項頸部の痛み、背中の痛み、歩行障害、排尿障害など。

【検査方法】整形外科にてレントゲン検査やMRI検査などを受けてから判断。

【治療方法】原則的には発症から数日は安静にし、その後ストレッチや保存療法(鎮痛剤、牽引や温熱療法などが含まれる)などで完治を目指す。症状が改善しない場合は神経ブロック療法(神経根ブロック、硬膜外ブロックなど)が適応となることがあり、さらに深刻な場合は手術が考慮されるが、手術適応は学会内においても確立されていない(一般に、排尿障害が絶対手術適応とされている)さらに、筋力低下、激しい痛みを伴う場合などに緊急手術が考慮される。

腰椎椎間板ヘルニア(腰)

腰の痛い女性【原因】腰への過度な加重、長時間の着座姿勢、姿勢の悪さ、ストレスほか

【症状】足先やふくらはぎに走る痛みやしびれ、足先の動きのぎこちなさ、坐骨神経痛、腰部分の痛み、歩行障害、排尿障害など。

【検査方法】整形外科にてレントゲン検査やMRI検査などを受けてから判断。

【治療方法】頸椎椎間板ヘルニアと同じ。

いきなり手術をしないで、まずは保存療法からはじめよう!

まず、椎間板ヘルニアかどうかの診断は自分自身はもちろんのこと、整体院レベルではできません。整形外科でレントゲンやMRIなどを撮り、医師の正確な診断を受けてから治療することをお勧めします。

整形外科のお医者さんも、激痛を伴う歩行障害や排尿障害などがみられない場合は、「まずは保存療法から始めましょう」と言うのがほとんどです。効果は症状や人により様々ですが、多くの方が保存療法だけでも改善している実績があります。保存療法は時間がかかりますが、椎間板は摘出してしまうとほとんど再生しないとも言われていますので、可能な限り保存療法で治す方が良いでしょう。私の場合は歩くのも困難でしたので摘出手術を受けましたが、骨と骨が当たってギリギリするような痛みに慣れるまで2~3年ほどかかりました。その後は何か代替品が生産されたのか、痛みは全く無くなりました。

保存療法=手術をしないで治すということ

椎間板ヘルニアの発症直後は炎症を起こしている可能性がありますので、これを抑えるためには筋肉を使わない、すなわち「安静にしている」状態を保ちます。捻挫なども同じですよね?炎症が治まるまでには2~3日かかります。この間は患部を冷やしてじっとしてます。

枕の高さに要注意!
腰椎の椎間板ヘルニアを治そうと安静にしていたら、枕の高さが合わなくて頸椎ヘルニアになりそうな事がありました。なんとなく腕や指先がシビれてきたら要注意です。寝ながらパソコンや読書などをする時は、首を無理に曲げないよう注意しましょう。

痛みが治まったらストレッチ開始!

結果論ですが椎間板ヘルニアの痛み改善にはストレッチが一番効きました。最初は座るのもままならず、脂汗を流しながらやってましたが、できる範囲から少しづつゆっくりと筋肉を伸ばしながら徐々にほぐしてゆきました。

頸椎・椎間板ヘルニア向けのストレッチ

頸椎の場合はのけぞる感じのストレッチです。椅子に浅く腰掛け、両手を後ろで組んだ状態でゆっくり首を後ろに反らしてストレッチしてゆきます。あまり深々とやる必要はありません。首の後ろの筋肉にかかった負担を軽減させるような感じで行います。両手で後頭部を支えながらゆっくり頭を後ろに反らすのも負担が軽減されます。

腰椎・椎間板ヘルニア向けのストレッチ

ストレッチ腰椎の場合は腰ではなく、腰骨に繋がった太ももの後ろやおしりの筋肉を伸ばしてあげると痛みの軽減が期待できます。最初はきついので、壁に背中をつけて床に座った開脚姿勢からの軽い前屈からはじめます。両手を前に出し、息を吐きながらゆっくり前傾しますが、この時背中が曲がらないように、上半身は真っ直ぐにして行います。背中が曲がると腰痛が悪化することがあるので気をつけましょう。

私の腰痛軽減に最も効果的だったのが「四股踏み」でした。お相撲さんが土俵入りの時にやるあれです。腰痛が激しいときはできないのですけど、楽になった頃から壁に寄りかかりながら少しづつやり始めたら嘘のように坐骨神経痛がなくなりましたので自分でもビックリしました。あれだけ巨漢のお相撲さんが腰痛にならない理由がそこにはあるんでしょうね。確かに四股を踏むと、通常のストレッチでは伸ばすことのできない太ももの内側にある中の方の筋肉が気持ち良く伸びます。この筋肉が固まってると骨盤を引っ張って腰痛の原因になるのだと感じました。

四股の踏み方
(C)読売新聞2005年9月22日夕刊より

坐骨神経痛が辛いときにはテニスボール?
夜寝るときに痛くて眠れず、お尻の下にこぶしをいれると楽になるのを発見し、テニスボールをお尻に当てて寝ていた経験があります。この辛い坐骨神経痛も「四股踏み」した翌日から痛まなくなりました。

マッサージや整体

温泉マッサージは専門のマッサージ師の方にやってもらうのが良いと思います。チェーン展開してる整体院にやってもらったら局部をゴリゴリやられて逆に痛んで後悔したことがあります。痛い部分だけをマッサージするのではなく、その周辺を丹念にマッサージしてもらった時の方が痛みが緩和されて楽になりました。おそらく血行が良くなり筋肉が柔らかくなるためだと思いますが、効果はどれも一時的です。夏場は半日、冬場は2時間もすると元に戻ってしまいます。お風呂で体を温めると楽になるのはこういうことなんですね。

筋肉トレーニング

「椎間板ヘルニアは背筋と腹筋のバランスが悪いからなる」と言われていますが、これは間違いだと思います。確かに極端な前後の筋力差は椎間板ヘルニア発症の原因になりますが、そこまで差が出る筋トレはできないと思います。極端に腹筋ばかり鍛えてると逆に腰痛を悪化させる原因になりかねませんのでやめた方が良いでしょう。バランス良く、適度に鍛え、ストレッチを加えて柔らかいサポート筋を鍛えるのならありだと思います。

鍼灸治療

坐骨神経痛が激しくて藁にもすがる思いで「鍼」をうけに行きましたが効果はマッサージ同様「一時的」です。鍼は筋肉の硬直状態を解く効果が高いのだと思いますが、根本的な骨盤がずまでは治せませんので、鍼を打って楽になったらストレッチをして骨盤や筋肉の位置を正す努力をした方が良いと思います。急性腰痛の場合は鍼はやめた方がいいです。

食事療法

食事そのものがヘルニアを改善することはまずないと思いますが、お腹がふくれるほど食べると神経が圧迫されてズキズキと痛みも激しくなりますので、腹八分目くらいで抑えてました。食事の採りかたを考慮するだけでも痛みは軽減できます。また、冷たい物よりも温かい物を食べると多少痛みが緩和します。椎間板ヘルニアを治そうと「低分子ヒアルロン酸」を飲んだら腰痛は改善しなかったけど膝がきしむのが治りました。笑い話ですねコレ。

やらない方がいいこと

保存療法中に絶対にやらない方がいいものは、過度なジョギングや縄跳びなど腰への縦衝撃の強い運動です。少し良くなった頃に調子にのってジョギングしたら激痛で立てなくなりました。あとは重い荷物を運んだり、寒い場所で急に動かないことが得策かと思います。水泳は平泳ぎは禁止です。クロールが良いです。

役に立ったサポート用具など

頸椎の場合は市販のサポート器具が少ないので病院などで手配してくれるコルセットなどが良いと思いますが、背筋をピンとしてくれる姿勢矯正バンドバンドなども利用者からは好評です。

腰椎の場合は病院で手配してくれるコルセットは最悪です。かさばるし重いし服を選べないし何一ついいことはありませんでした。代わりにスポーツ用の腰用サポーターを愛用していましたが、こっちの方がはるかに役に立ちました。安い物よりも5千円前後の高価な物の方が薄くてしっかりサポートしてくれ、服の下に装着してても全く目立たず、違和感もありません。私はとても気に入り、家の中で使う用と、外出用の2つを買って使ってました。結局安い物はマジックテープ部分などがすぐへたってしまうので結局買い換えるはめになるんです。

椎間板ヘルニアの手術種類

現在行われている椎間板ヘルニアの様々な外科的治療法の種類を簡単に紹介いたします。ちなみに筆者は1回目、2回目共にラブ法で手術しました。ほぼ同じ場所にメスを入れたので、傷口が太くなってしまいました。できれば手術は1回で終わりにしたいですね。可能であればレーザー治療で即日退院で済ませたかったものです。

ラブ法(love法)

愛をもって手術を・・・ではないです。全身麻酔をかけ、背中側から5センチほど切開し、腰椎の一部を削って脊髄神経を圧迫している脱出した髄核を切除、摘出する手術です。手術時間は通常30分から1時間くらいで、術後経過にもよりますが、通常2間から3週間で退院できます。

ヘルニアの手術としては昔から行われているオーソドックスな手法ですが最近では顕微鏡下手法も普及しつつあります。オペ後丸3日間程度は仰向けのまま安静で、歩行器を使ってトイレに行って良いと言われたのは4日目以降からでしたが、歩行器すらかなりきつくなります。それこそ30年ほど前は20cm以上開いて行っていたらしく、退院までに半年とかあったそうです。医療が進化して良かったですほんと。

手術の前には約3%程度の失敗例もありますみたいなことを言われ、万が一の時のために同意書を書かされました。仕方がないとは言え、勇気がいります。幸い、2度とも失敗はなかったようですが、細菌感染症や神経の一部を傷つけてしまって歩行障害が残る可能性があるようです。大きく切断する手術はリスクも大きいです。

内視鏡下ヘルニア摘出術(MED法)

内視鏡の手術イメージ全身麻酔をし、内視鏡を用いヘルニアを摘出する手術。背部を1.5cm程切開して内視鏡と外筒管を挿入し内視鏡の映像を画像をモニターで見ながら髄核を摘出します。手術時間は1時間程度。傷口も小さい為目立たなく、術後の痛みも軽いといわれています。入院期間は1週間から2週間が目安です。比較的摘出が簡単そうな手術の際に使用される方法らしく、失敗率も1%未満と低いようですが同意書は書かされます。

レーザー治療

高出力レーザー[経皮的髄核減圧術(PLDD)Percutaneous Laser Disk Decompressionの略]。保存療法と切開しての手術の中間的治療法。皮膚を注射針で穿刺して細いレーザーファイバーの先端を椎間板に送り込み、レーザーを照射して椎間板の中味を焼灼して空洞をつくり飛びだしたヘルニアを元に戻そうというもの。治療時間は10数分。比較的経度のヘルニアに対して有効と言われています。保険適用外のため実費負担(20~40万円)ほどかかります。

経皮的髄核摘出術(PN法)

局所麻酔で行い、X線透視下背中に直径4ミリ程度の管を刺し、鉗子を入れて椎間板の一部(髄核)を摘出する方法。髄核を摘出することにより内圧が下がり、神経への圧迫が弱くなって症状が軽くなります。手術時間は約30分から1時間。欧米では日帰り手術として行われているようです。

脊椎固定術

除圧(手術により神経への圧力を取り除く)したことで不安定になった脊椎に対し骨の移植や金属金具を使って椎体間を固定する手術。

犬や猫も椎間板ヘルニアになります

病気の犬頚椎を持つ動物は構造上人間と同じように椎間板ヘルニアになります。特に症例が多いのは犬や猫の椎間板ヘルニアで、毎年多くの動物病院において手術例が報告されています。動物の場合はなかなか発見できずに症状が進行してしまうケースが多いそうなので、飼い主さんが責任をもってお勉強しておきましょう。全ての動物の対処法は掲載できませんので、代表例として「犬」の場合を下記に記しますのでご参考ください。

犬の椎間板ヘルニアの症状

  1. 突然触れられるのを嫌がる。
  2. 階段(段差)を嫌う。
  3. 歩き方がおかしい。
  4. 立ち上がることができない。

などの変化が見られたら、もしかしたら椎間板ヘルニアの疑いがあるかもしれません。

椎間板ヘルニアになりやすい犬種

特に胴が長く肢の短い犬種(ダックスフント、W.コーギー、ビーグルなど)がなりやすい傾向にあります。また、体重の重い大型犬のゴールデン・レトリバーなどにも多くみられます。ダックス系の犬は若い時から椎間板ヘルニアになりやすいと言われており、原因としては、先天的に軟骨の形成異常になりやすいことや、若いころから椎間板が固いためもろくなりがちなためです。椎間板ヘルニアになりやすい犬種は、骨の構造上脊椎への負荷が大きく、さらに、室内でも元気よく跳んだり、駆けたり、ほえたりしがちで、脊椎に無理な力がかかるため、椎間板を傷めやすくなります。

痛がる愛犬には優しく接して

抱き上げる際に犬の前肢を掴んで持ち上げたり、降ろす際に途中で手を離して跳び降りさせるなどの行為も危険です。抱き上げる際にはお腹の下を手で支え、地面と水平に抱き上げ抱えることで腰への負担を軽減できます。降ろすときも同様です。老犬の場合は、加齢による骨の変性も起こってくるため特に注意が必要です。肥満になると体重により背骨に負担がかかるため椎間板ヘルニアになりやすくなります。体重を考慮した食事の管理も重要視しましょう。

こんなところに気をつけて!

寝てる犬室内では、急な階段の頻繁な上り下りやソファーなど高い場所から跳び下りた時、遊びの最中にフローリングの床で滑ってしまった時などに、脊椎に負荷がかかりやすいので注意してください。興奮してむやみに走り回らないようにしつけるなどの防止策も大切です。また、過剰な運動も椎間板ヘルニアの原因の一つです。背骨に強い刺激が加わるような過激な運動や、無理に首を引っ張るような運動は頸椎(けいつい)に負担をかけることになるので避けるようにしましょう。予防対策として、屋外ではフリスビーやアジリティなどの激しい運動や、足を踏みはずしやすい砂利道の散歩はなるべく控えましょう。

動物病院での検査方法

病院での診断は、神経機能を調べ体の異常を起こしている箇所から、背骨脊椎のどの箇所がヘルニアをおこしているかおおよその見当をつけ、レントゲン検査によって診断をします。X線の普通の撮影でヘルニアが確認できないときは、脊髄に造影剤を入れて検査をします。軽度の場合は、ステロイド剤や抗炎症薬などを与えると症状がやわらぐそうです。重度の場合は手術をして問題の部分(神経を圧迫している部分の椎間板)を取り除く必要があるそうです。その場合、たとえ手術が成功しても、普通に運動ができるようになるまでにはかなりの時間を必要とするそうです。

ペットのための保存療法

人間の場合はストレッチをすることで大幅な改善が望めますが、ペットの場合はそれが難しいので安静療法が効果的なようです。動物はケガや病気をするとジッとして自然治癒に頼る習性があります。人間としてできることは、安静時に安らかにいられるよう環境を整えてあげることだと思います。適度な気温と湿度で静かに落ち着いていられる場所を提供し、優しく見守ってあげましょう。時間はかかりますがそれが一番の保存療法だと思います。どうしてもお散歩に行きたがるとか、多少の運動はさせたいという場合は犬用コルセットがありますのでこれを装着して体への負担を軽減させてあげると良いかも知れません。

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